【⼤荒れのレースを2位表彰台で終える】
3年ぶりに新型コロナウィルス対応の⾏動制限がないGW の開催となった、今シーズンのSUPERGT第2戦決勝は、制限付きだがピットウォークなどのイベントが再開されるなど、約44,000⼈のファンが訪れた。
今回の第2戦は、初の450kmレースとなり、給油を伴うピットストップが2回義務付けとなるが、タイヤ交換の義務付けは無く、特にGT300 クラスではタイヤ交換、2輪交換、SC中に給油だけ⾏うなど、チーム毎の様々なレース戦略が注⽬されるレースとなった。好天にも恵まれ、2周のフォーメーションラップ後に14時半に決勝レースがスタート。スタートドライバーは柳⽥が担当をし、順調にスタートを切る。
30周を終え、ピットイン。タイヤを4本交換、給油、ドライバー交代をするが、チームのピットイン作業が速く、11位で井出選⼿をコースに送り出す。井出選⼿も上位をうかがいつつ、タイヤマネジメントをしながら⾛⾏、他⾞のピットインもあり順位を徐々に上げていく。61号⾞との順位を逆転し、事実上の2位となる。その直後にGT300クラスの22号⾞がアドバンコーナー⼊⼝付近で、単独スピンからの⼤クラッシュを喫し、FCYが導⼊され、その後SCに切り替わり、最終的には46周⽬に⾚旗が掲⽰され、レースが中断となる。約25分の中断後にSC⾛⾏でレースが再開されると、メインストレートでGT500クラスのマシンがスロー⾛⾏をしていたGT300クラスのマシンを避けきれず、マシンコントロールを失い、ガードレールにクラッシュ、マシンが⼤破するアクシデントが発⽣。このレース2度⽬の⾚旗が掲⽰され、レースは2度⽬の中断となった。約1時間半の中断後、18時10分のSC先導でリスタートをするが、最⼤延⻑18時20分を迎え、全⾞SC⾛⾏でチェッカー、第2戦を終えた。
柳田選手コメント〜第2戦、富⼠を終えて〜
「いつも皆様のご⽀援、ご声援ありがとうございます。新しい体制となり、2戦⽬で表彰台に乗る事が出来ました。これも皆様からのご⽀援、ご声援のお陰で、沢⼭の観客の前で⾛れて良い結果が出せたと思います。
今回は2位でしたが、まだ⼀番⾼い場所(優勝)には届いていません。まだまだ⾜りてない所もあります。次戦に向けてチームと⼒を合わせて優勝を⽬指して頑張ります。
引き続き、ご⽀援、ご声援の程よろしくお願いいたします。」